絶対の客人

X-ミッションの絶対の客人のレビュー・感想・評価

X-ミッション(2015年製作の映画)
3.0
トム・クルーズのように「自ら危険なスタントに挑んだ!」事を売りにするここ最近の映画界に一石を投じる、「一流のアスリートがスタントに挑んだ!」事を売りにする映画♪


環境保護活動を行う過激派に潜入した人間が、徐々に彼らに感情移入していき…というあらすじは【ザ・イースト】とほぼ同じ。

それを【ワイルド・スピード】的な演出でみせるとこうなる…みたいな♪オリジナルの【ハート・ブルー】をよく知らないのでこういう印象♪


正直ストーリーに関して…というより『ボーディ(エドガー・ラミレス)』率いる環境保護団体のテロを行う理由と、エクストリーム・スポーツを駆使する理由とがどうしても自分の頭の中で合致せず、最後まで宙ぶらりんな状態のまま。

話の流れで<オザキ8>と呼ばれる、邦人の環境保護活動家『オノ・オザキ(両方とも名字ww)』が提唱した、8つのエクストリーム・スポーツを駆使する修練が環境テロに応用されている…のかと思いきや、作中で実際に応用されたのは …ww

でもナンダカンダで結局<オザキ8>と環境テロは、彼らが存在する理由として切っても切り離せない重要な接点……なのかと思いきや、<オザキ8>と全く関係ないところで環境テロを行ったり…

しかもそれが物語の重要なターニングポイントになってたり…と、脚本粗だらけww


とは言え、とにかく映像と命懸けの(あくまで一流のアスリートによる)スタントは絶対に見もの♪そしてもちろん、それを完全に楽しむための3Dも!

基本的に大自然をバックにした全てのシーンで迫力の3Dを実感できるとは思うが、特にウィングスーツでの滑空シーンは格別!カメラが傾く度に、自分も首を傾けながら存分に楽しみました♪


この作品、演出が【ワイルド・スピード】ッポイと言ったけど、それもそのハズ、この作品の監督『エリクソン・コア』は、ワイスピシリーズ全ての撮影監督♪

それに加えてFBI捜査官が謎の組織に潜入するというこの作品の設定自体、ワイスピ1っぽくはありますよね♪

そういえばこの作品にワイスピシリーズとかぶる役者さん、出てきてないですよね~♪………次次回作あたりいけるんじゃないですか♪

ワイスピ次次回作に、今作のFBI捜査官『ユタ(ルーク・ブレイシー)』とか出して、キャラだけじゃなくて作品自体をクロスオーバーさせてみてもイイんじゃないですか♪

やってくれたらこの作品、もっと評価します!


あとこの作品の主演『ルーク・ブレイシー』さん…
このイケメンどこかで見たんだよな~…と思ってたらパンフの出演リストを見て思い出した!そうだ、【スパイ・レジェンド】で『ピアース・ブロスナン』の部下を演じてた人だ!………………それだけ!