3年前に亡くなった戦場カメラマンの母イザベル。
彼女の回顧展を行う準備のため長男のジョナが父親と弟の元へ帰ってくる。
父親と息子たちの母親への想い。
回顧展を開くにあたって次第に分かってくるイザベルの秘密。
多感な年頃のコンラッドへの母親、そして同級生メラニーへの恋心を持つ心情がよく現れていた。
3年も経っているが、彼らにとってはまだ3年なんだ。
妻、母親の存在がしっかりと彼らの心に染みついている。
それぞれの苦しみや明かされていくイザベルの秘密、そして彼女の思い出が交叉し
彼らの心情を表す演技がこの映画の見どころなのかな。
イザベルの作品である戦場での写真に引き込まれる。