まさに海中アクション映画。
これまでこう呼ばれた映画は無かったんじゃなかろうか。
女王アトランナによる圧巻の長回し格闘アクションを皮切りに、たくさんの激しくて綺麗なアクションが映画の中に詰まっています。
アトランティアンにはいくかの種族があって、人間体の者もいれば水棲生物や甲殻類っぽい種族まで。
武器も多様で、戦闘で跨がる生物も馬ではなくサメなどが出てきて見ていて楽しくなります。そんな彼らが海の中でバトルをするからもう迫力ありますね。
そんな戦いに身を投じるのは「ジャスティス・リーグ」(2017年公開)から二度目ましてのアクアマン。今回はDCEUとの関連性は少なめでしたが、それは良かったと思います。
彼の悩める出自がストーリーの肝になっていて、ただのアクションだけの映画にはならずに理由付けも充分です。
そして、すごいのは脇役俳優の豪華さ。
アクアマンの母アトランナにはニコール・キッドマン。師であるバルコにはウィレム・デフォー。
他にもドルフ・ラングレン等たくさんのベテランが支えています。
これだけの設定と役者が揃えば、あとはアクアマンが王になることを目指して暴れるだけ!
新感覚アクションでありながら、王道を行く。
全年齢誰でも楽しめる大作です。