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アクアマンのgolのレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
3.8
ストーリーとは関係ないですが、
最近、AVまわりのシステムを一新しました。
10年以上前の液晶テレビから
ようやく4Kテレビの導入に至り、
プレーヤーや配線等、予算内での
出来得る限りのシステムで構成し、
視聴した今作。

感想と致しましては、
き、綺麗過ぎる、、、
というオチw

映画とか音楽とか、
画質が、音質が良いイコール、
優れた作品という訳では決してなく、
バランスの問題で、
最近観た
「ワンスアポンアタイムインハリウッド」を
アクアマンのような
映像クオリティで作ったとしたら、
情緒もへったくれもない駄作になってしまう。
まぁ、タランティーノ監督が
そんな愚行をするとは思えないので、
極端な例え話なんですがw

今回のシステムが果たして正しかったのかは
これから何作かジャンルを変えて
確かめてみるとして、
そろそろアクアマンのレビューに。

MCUを制覇した事で、
この手の映画に対する偏見や
苦手意識は払拭したと思い、
軽い気持ちでDCEUにも手を出してみましたが、
びっくりするくらいハマらなかったw

同時に何で自分がMCUは
ハマったのかを考えると、
やっぱり話や演出が
めちゃくちゃ面白かったんだなぁと。

観始めた当初はキャップの事なんて、
ダサい!堅物!と散々にこき下ろしましたが、
エンドゲームを観終わってからは
色々苦労はあったけれど、
本当に良かったねぇと愛しくて愛しくてw
ソーの普通なら飲み込み辛い世界観も、
バトルロイヤル以降のトンデモコメディ路線に
シフトチェンジしてからは
むしろ面白い!に変わっていったしで、
個々のキャラクターが抱える葛藤だったり、
考え方だったりを
我々観客にも寄り添えるような
リアルなキャラクターを
しっかりとした演出で
魅せてくれたからこそだったんだなぁと。

DCEUの途中からいきなり観てしまった
自分にも非はあるのですが、
アクアマンが強いのか、
それとも単純に丈夫な人なのかが分かりづらい。
もしかしたらこの世界では
現実世界よりも物質が脆いのでは?という
あり得ない発想まで思い浮かべたりしましたよw
だって、生身の状態であっちこっちに
飛んではぶつかり飛んではぶつかりを
してるのに、
次のシーンではケロっとしているのでねw

あと、ギャグが分かりづらい。
便器に顔を突っ込んで難を逃れるシーン、
そのキャラクター自体に
感情移入出来るような演出をしてないのに、
いきなりそんなギャグをされても、
ただただ引いてしまいますw

ブラックマンタのビジュアルに関しては
マジなのかギャグなのかすら
分からなかったです。
どっちにしろマジでダサいと思いましたw
そしてなんでわざわざスーツや武器を
組み直したの?
別に色変えるだけで良くない?

とまぁ、突っ込みどころ満載の作品でしたが、
映像クオリティは間違いなく高く、
もしかしたら突っ込みながら観る作品としてなら
楽しめるんじゃないかと
思ったり思わなかったり。
また観る機会があれば、
他の作品も観たいですねw

MCUに対抗するつもりなら
もう少しブラッシュアップは必要かなw
gol

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