このレビューはネタバレを含みます
亡くなる瞬間は誰も苦痛の叫びを
あげる訳ではなく、
息絶えて力尽きるか、
猛吹雪によってかき消される。。
これがものすごく怖い。
ものすごく怖い映画だった。
後味のいい映画ではないが、
その場に居合わせたような緊迫感、
絶望感を味わうことが出来る。
ロブ帰ってくるよな…？
え、だからこんな詳しく描けてるんよね？
え、頼むって、うそ、え、
序盤にあんなけ人物像とか描いてたやん。
いやいや(笑)うそやろ(笑)
え、ちょ、まって、ヘリの話に
持ってかないで、え、ロブは！！
ロブは！！！
ってなった。
人生で最後のチャンス、登頂して子どもに夢を見させたい、そういう色んな思いのダグを分かっていたからこそ、登らせてあげたかったんやろなぁ…
ロケ地は途中まで本場のエベレスト、
のちの撮影は東アルプスだったそうだが
まつ毛や髪の毛が凍っていたのはメイクではなく、本当に凍っていたとのこと。
雪崩で機材が壊れたり、スタッフが凍傷になったり。
この映画を作ったこともエベレスト登頂のような長い苦難があったのだと思う。
この映画を作った全ての人に賞賛を。
この事故で亡くなった方に冥福をお祈りします。
