このレビューはネタバレを含みます
1966年のエベレスト大量遭難って、あんまり知らなかったけど…
実話に基づいているとも知らずに、なんとなく観始めたら、思いの外に良かった。
後で、ウィキペディアでこの時代のエベレスト登頂の環境とか、それにまつわるビジネスとか、この事故そのものについて読んで、さらに興味が湧いた。
主人公のロブがすごくいい人なだけに、最後まで無事に降りてくることを望んでる自分がいたけど、やっぱりどんなに慣れていても、他の人の情熱に力を貸したり、普段はしないことをすると、自然には勝てないっていう無念さがなんとも言えない。
登山は普段しないし、登山映画も興味なかったけど、もう一回ゆっくり観たい映画。
登山者の中に、超大物俳優がいない事が、変な先入観を持たずに観れたから、より良かったと、個人的には思う。