オーウェン

コンテンダーのオーウェンのレビュー・感想・評価

コンテンダー(2015年製作の映画)
2.5
最近のニコラス・ケイジの節操もない役柄の連発は、作品自体に笑える要素が不思議とこみあげてくる。
役自体はシリアスなのに、ケイジのいちいちの行動が突飛すぎるからだ。

この作品も下院議員なのに情事を起こしてスキャンダルまみれ。
妻から離婚を言い渡されたすぐ後に秘書とベッドイン。
そのくせ最後は一応の収まりを見せるという無茶な流れ。

物語は暴走しないのにケイジの下半身は暴走しまくりと(笑)
こういう役を平然とこなせるというのはある意味貴重な存在かもしれない。

結局原油流出などどうでもいいし、スキャンダルの割に人望はあるというケイジ議員の人気も、映画作品としては需要がある証拠かも。
オーウェン

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