セリヌンティウス

この世界の片隅にのセリヌンティウスのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
4.7
常日頃からぽ〜っとした呑気な女の子すず。
そんな可愛らしいすずのほのぼのとした日常と共にストーリーは進んでいくが、周りを取り囲む世界は日に日に深刻の一途をたどる。
すずは心の成長と引き換えに、訪れるあらゆる悲しみと向き合っていくこととなる…
幼少期の海辺の写生シーンで、描き終わった後の展開を描いた絵の中で表現する手法に唸った。