やっと観に行けました。
もっと早くに見ればよかったと猛烈に後悔しております…,
終戦間近に、広島から呉へお嫁に行ったすずさんの物語。
慣れない土地で一生懸命なすずさんの日常に、少しずつ戦争という非日常が入り込んでくるのを、物語が進むにつれて実感させられる。
大部分はほんわかした雰囲気でクスッと笑えるシーンも多い。でも時折感じる戦争の凄まじさにゾッとする。
戦争モノだけど、"戦争"をメインに置いていない所が新鮮だった。
親しい人が亡くなっても十分に悲しむ時間がないことが一番見ていて苦しかった。
悲しみを受け入れて、ひたむきに日々を過ごす当時の人たちの姿に涙が溢れた。
「いつまでも泣いてちゃ勿体無い。塩分が!」