公開されてから話題になり始めた1カ月後位に初めて鑑賞してから 脚本 音楽 映像 アテレコ。。あまりの完成度の高さにすぐさまリピートしたくなり翌週にはリピート鑑賞。そこからは監督が来場されるイベントに参加したりして何回も鑑賞してゆくうちに映画に関して綿密な下調べから公開まで6年を費やしたというお話や実際現場でロケハンをして実際の当時の場所を忠実に再現して描かれている部分だけを切り取っても監督の執念と生真面目さが垣間見えます。1シーン1シーン 一時停止して 監督に解説してもらいながら観たい！
そんな作品です。劇中に流れる音楽は坂本龍一さんの弟子コトリンゴさんが担当。ふわふわした世界観の楽曲が映画のあるシーンでは 怖さ を増長させていたり 戦争を描いている作品なのに 重さを感じさせないどころか楽しい気分にすらなるのはコトリンゴさんの楽曲のちから なのではないかと思いますし作品に欠くことの出来ない大事なポイントだと思いました。
声をあてた声優陣も本当にお一人お一人素晴らしく、中でも主人公すずさんが実在するのでは？と思わせるくらいに光る演技をした のん さんの自然な声の演技には驚かされましたし彼女の実力の凄さを改めて見た！聞いた！感じがしました。
この作品は 今までのアニメーションの流れを大きく変えて アニメだから子どもが観るもの！ではなく いい作品は老若男女 誰が観ても いい！を世に教えてくれた作品だなぁと思いました。
戦闘のシーンなど 音にもかなりのこだわりを持って作られているので是非劇場で公開しているうちに 体感 してみてください！
本当に本当に本当に本当に オススメです！！
