遅ればせながら映画館で。
上映中に行けてよかったです。
いろんな人に薦められただけのことはあった。
とにかく隅々まで丁寧に作ってるんだなーというのは分かった。
コマ数を普通のアニメと変えてる、っていう技術面の動きの作り方とかはBD出たらもう一度確認したい。
たしかに見慣れない深みがあった。
前評判で聞いてた『音』の作り込みについても、「素朴な絵柄なのにアニメを見てる感じがしない感」 は、そのせいなのかも。
泣けるシーンよりも日常の空襲シーンに毎回泣きそうになったのはなぜだろう。
知ってる場所でも体験したことでもないのに。
わたしの祖母も兄弟が亡くなって女だけになっちゃったらしいのだが、ああやって女同士協力して生活してたんだなーと想像したら感謝と尊敬の念でまた泣ける。
広島の街に行ったことがあって良かった。路面電車のリアルっぽさがわかった。
つぎはもっと色々調べてから挑みたい。
監督が入れたかったけどカットしたシーンも気になる。
今の時代に評価されることに納得。
むしろこういうものを評価するのがとても現代っぽい。
豪華なスペクタクルファンタジーじゃなくて親しみ溢れる手作り感ある質の良いもの。
見た!評価する!って言いたい映画だと思いました。
(あと見終わったあとも、なぜか かなーしくてーかなしくて〜 が頭から離れない)