湯を沸かす程の熱い愛
ラストに関してはかなり驚いてしまったけど、俳優陣の素晴らしさたるや。
自身の過去から誰よりも愛に溢れた人の双葉。
そんな人に育てられたあずみ。
学校で苦しむあずみ。だけど笑顔でいるように努めるあずみ。
あのシーン苦しかったなあ。
なんであずみがいじめられるんだろう。あの3人も最低だけど、黙認するクラスメイトも最低。すごく苦しかった。
もし、自分の娘がいじめられてると知ったら、わたしは双葉のように強く言うだろうか。もちろん、逃げたらもう戻れないとかも分かる。
あずみにはそれが有効だったけど、もし最悪な結果になったら？
色んなことを考えすぎて、逃げるべき時もある気がして、自分だったらどうするんだろうと思った。
そして勝負、下着姿になるシーン。
あそこもすごい衝撃だったと同時に少し疑問が。
もちろん映画だからあのような行動にし、それから制服が戻ってきて一件落着みたいになるのは理解できるけど、実際そうはいかないとおもう。もっと笑われて、酷い結果になる気もする。
そんな単純な気持ちのピュアないじめなんてないし、もっと悪だと思う。
その後の学校での様子も気になるところだけど、それはこの映画には関係ないところ。
オダギリジョーの不器用具合も最高だった！
とにかくずっと泣いてしまったけど、ラストはあたたかい気持ちとザワっとした気持ちと、ぐちゃぐちゃになりました、笑
わたしも双葉のように愛に溢れる人になりたい。
この人のためならなんでも出来る。なぜならそれ以上のことをしてもらってる気がするから。
そうやって人に思ってもらえるような人間になりたい。とはいえ双葉はそこまで考えてのこの人間性ではなく、シンプルに愛のある人だったけど、。
友人がイチ押しする理由に納得の映画でした！
