たこ

湯を沸かすほどの熱い愛のたこのレビュー・感想・評価

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
3.0
親も親である前に、ひとりの人であることを思い出しました。母が僕にこの映画を勧めた意味がなんとなくわかりました。立派だけど身勝手で、ずるいなと思います。でも母ちゃんが母親に拒絶されたときは悔しかっただろうな。世の中は不公平です。真っ直ぐな人間ほど壊れていってしまいます。あのロックスターも、実は誰より純粋で繊細な男だったんだろうと思います。ただそれは当然のことで、そんなものを言い訳にするのは弱い人間のすることです。開き直るのはもっとダメなことだと思います。僕はただの臆病者かもしれませんが、体いっぱいで生きていたいです。
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