くり

湯を沸かすほどの熱い愛のくりのネタバレレビュー・内容・結末

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

よかった。本当の母ではないという事実の衝撃。その後の手話で会話するシーン。"母がいつか役に立つ時がくるから" と。あのシーンは涙が止まらなかった。"お母ちゃんの遺伝子ちょっとあった"と言ってから強く抱きしめた双葉の愛。ピラミッドの約束を守ろうとする一浩。決して悲しい顔をせずに"独りぼっちにしないよ"と双葉に伝える安澄。双葉の湯を沸かすほどの熱い愛は遺伝子となって、安澄の中に流れてる。鮎子にも、真由ちゃんにも、関わった人みんなにも。エンドロールがきのこ帝国の愛のゆくえだと知らず、流れた瞬間に嘘だろ?と鳥肌がたった。また違った気持ちでこの曲を楽しめる。
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