湯を沸かすほどの熱い愛のるいのネタバレレビュー・内容・結末

死ぬ間際でこんなに強い人間いないと非現実だと思う部分はあるが、主人公の人間性に惹かれる。

娘が虐められて学校を休みたいと言う時も今のご時世だと好きにさせる家庭が多い中、半ば強制的に布団に包まる娘の布団を取り「逃げたらだめ。」と叱咤激励する。あれほどの情熱で親に言われると自分なら応えるだろうなと考えてたら、それに応える娘。制服盗まれてるので体操服で登校し、体育の時間じゃないからと服を脱ぎ出す根性は中々出来ないがリアリティーはあるのと考えさせられる。

登場人物のほぼ全員を魅力的に描かれていて、かなりほっこりする。彼女が魅力的だから彼女の為ならと思って全員が行動するから魅力的な部分もあるのだろう。魅力は連鎖する。