「すれ違いダイヤリーズ」、「ハドソン川の奇跡」など今年上映した映画で人にオススメしたい作品がたくさんありますが、この作品が1番かもしれないです。
突然、余命を宣告された時、人は誰に何を伝え、何を残すのか。
色々、伏線も見せつつ、最期まで母親として、家族だけでなく多くの人に愛情を捧げた双葉、それを演じた宮沢りえさんが素晴らしかった。そして、杉咲花さん、伊東蒼さんの演技力、感服です。
大人は、結局は成長した子供なのであって完ぺきな親なんてのはいない。鮎子のように子供に苦労をかけてしまう親もいる。そんな親に裏切られても、信じ続け、双葉たちにした“お願い”は涙無しでは見れない。また、双葉の病院での“生きたい”と願うシーンは力強く、生きることの素晴らしさを気付かされた。
あと、銭湯にすんごい行きたくなった。笑
