このレビューはネタバレを含みます
絶賛されているからめちゃめちゃ期待してたのに…。
誇張表現でもなんでもなくまさしく「意味がわからない」映画だった。
こいつ何言ってんだ、というシーンばかり。
10分ごとにエピソードを切り上げないとダメな決まりでもあったのだろうか。
ゴチャゴチャとぶち上げといた学校のくだりを一瞬で切り上げてハイ次、鮎子のお母さんが迎えに来ませんでしたハイ次、挙げ句の果てには銭湯再開しましたハイ次、、
脚本レベルではもう論外なレベルじゃないかこれ。
伏線と言えるのは赤色くらい。
他は下着とかピラミッドとか千羽鶴とか手話みたいな使い捨ての伏線だけ。
特に酷かったのは最後のタイトル(ドヤ。
…いやお前銭湯ほったらかして旅行行っとったやんけ!それやりたかっただけやろ!
あと観客に対してすごく不親切だと感じた。「ん?現在地どこ?」「時系列は?」「こいつ誰?」と感じることが多かった。
あれはそういう作風というよりも、ただただ説明と演出が下手なだけ。
でも、オダギリジョーは本当に素晴らしい演技をしていた。
杉咲花は4.5回は同じ演技をしていた。
宮沢りえはキチガイだった。