なるき

湯を沸かすほどの熱い愛のなるきのネタバレレビュー・内容・結末

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

「みんなが手を繋いで笑っていたら、それでいい」

だからさ、養女も元妻も元夫もヒッチハイクしたクズもみんなで手を繋ごう!
平和、へいわ、HEIWA!

物凄く気持ち悪いコメディ。てかホラー。宮沢りえという、会えばみんなハッピハッピー♪になれる女神みたいな存在のお陰で、全員ハッピハッピー♬。普段絶対会わない離婚した人も、ヒッチハイクで一回しか会ったことない人も、みんなみーんなでハッピハッピー🎶TEwoTSUNAGO!!

コワイコワイ。リアリティのかけらもなく、全部がコントに見える。特にピラミッドと死にかけの宮沢りえのアップ。なんでバッと見せるカット割り採用してんの?大声出して笑ったわ。

そして、葬式は前述の通りみんな集合。鶴瓶の息子の「あの人は人を幸せにする不思議な魅力がありますよね」と、セリフで済ます雑さ加減。

あと、最後に発覚する不倫の事実もモヤモヤしてるのに、ほぼ明かされず。せぇの、コワすぎ!

表層的すぎる"人情"と綺麗な音楽で、"感動"風に見せたホラーコントだった。
なるき

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