ネットの評価ではありえない展開とリアリティに欠けた演出で最低評価を付けている方が多数いましたが、確かに普通では考えられないシーンが多々あります。
ですが、そもそもこの作品はリアリティではなく中野量太監督のオリジナリティが活かされた家族ドラマなので、常識と当てはめて観れば当然酷評になります。要するに、見る側の柔軟性が問われる作品ですね。
ただ、酷評をした方々でも唯一意見が一致するのは、役者の演技がすごいこと。確かに宮沢りえや杉咲花の演技はさすがの一言。ありえない展開でも心を動かされてしまうのは、役者の演技にリアリティを感じたからだと思いますね。
個人的には好きな作品ですし、とても素敵な作品でした。
