ギルヲ

顔のないヒトラーたちのギルヲのレビュー・感想・評価

顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)
4.0
世間知らずで理想主義の若き検事がアウシュビッツでの虐殺を司法の場に送るまでの話ですが、1番驚いたのは1950年代末までアウシュビッツのことをドイツ国民が知らずにいたことでした。衝撃的であり、勉強になりました。
映画としては、挫折する主人公の描写がちょっとウザく感じたので、もっとチームとして関係者を追い詰める様子が見たかったかな。
それでも、自国の戦争犯罪を自国で裁くという難しいことを成し遂げようとする(これは本当に誇れることだと思う)姿に惹き込まれました。良作。
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