このレビューはネタバレを含みます
あまりいい感想ではないので閲覧にはご注意ください。
ヒーローものの映画をはじめてまともに観ました。
全体的にふふっと笑うところは結構あったものの、なんとなくテンポが悪い印象。ヒーローに選ばれるまでの導入が長く、鬱屈した空気が続いて心がつかれました。
わたしが里子でないからか主人公への感情移入もむずかしかったし、そんなに親しげでもなかった兄弟が突然ビリーに心を開く根拠も薄く、置いてけぼりに。
悪役の人が復讐しないと気がすまないほどに虐げられていたのかも謎です。だいぶ嫌なひとたちではあったけど、あんなひどい殺し方をするほど憎かったなんておどろきました。
ヴィランも必要以上にグロい気がします。
登場人物全ての動機がふわっとしていて説得力が弱く、終盤までぜんぜん乗れてなかったのだけど、最後の展開はあつくて興奮しました。そういうのはずるい!ヒーローものって話の流れもこんな力技…?明らかにつづくというかんじでおわったのも衝撃でした。
ダーラが始終かわいかったです。
タイトルの!てなんだろうと思ってたのですが、観て納得しました。語感がよくてたしかに叫びたくなります。