2020年代幕開けとなる映画鑑賞記念すべき1本目は劇場から。
淡く瑞々しい感性と映像に、エディ・レッドメイン＋ハリス・ディキンソン味ある容姿の主人公シーヘル（ヘイス・ブロム）と彼に好意を持つマーク（コ・サンドフリット）の2人ともに人物造形がとても良くて好印象。
特に大きな出来事が起こる訳ではないけれど、少年2人の心の機微を真っ直ぐに描いていく。
自転車がポイントでもあるので、大好きな『彼の見つめる先に』が重なったり。
終盤の展開は少し詰めが甘く性急な気もするけれど（特に父と兄の関係）、そこは許容範囲と言うことで。
