友達と同じように自分も女の子に興味があると思っていた15歳の夏の日。
陸上部の強化選手に選ばれたシーヘルはメンバー4人で泳ぎに出掛け、思いがけずマークとふたりきりに。そこで芽生えたマークへの気持ちに戸惑ながら、自分のセクシャリティと向き合っていきます。
彼への気持ちは友情なのか恋なのか。“僕はゲイじゃない” シーヘルが自身の気持ちを受け止め切れないでいる中、真っ直ぐな眼差しを向けるマークとはどう接したらいいのか分からずギクシャク。それがまた切ない…。
少年たちだけでなく、家族とのエピソードも描かれていて、そんなところにも好感が持てたな。シーヘルのお兄ちゃんがちょっぴり悪だけど根はいい子でかっこいいし！
オランダの田舎町の美しい景色と、少年たちの生き生きとして瑞々しい演技に目を奪われました。キラキラした青春いいなぁ。ラストシーンも好きです。良かった！
シーヘルはエディ・レッドメイン似、マークはヒース・レジャー似、友達はトム・ホランド似？ そんな変な楽しみ方してましたよ。（私視点ですが…）
そして、川遊びと自転車に乗るのは鉄板ですね。バイクは何となくだけど『マイプライベートアイダホ』を思い出させてくれます。それもGOOD！
2020年劇場鑑賞19本目
