なお

サバイバーのなおのネタバレレビュー・内容・結末

サバイバー(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

■映像
テロの爆破シーンは迫力があります。
爆破など緊迫感があるシーンは個人的には手持ちカメラ映像が多いイメージですが、こちらはその技法を使ってないようですがそれでも迫力があるシーンと感じさせました。
爆破後のセットをあそこまで作り込めばそのシーンをスローモーションにするなど長く使う映画もありますが、こちらはストーリー重視なのかあっさり使われてました。そのため物足りないと感じさせる場合もあるかも?
■ストーリー
役者さんや監督で期待し過ぎた一度目より、何も深読みや先読みせずに観た二度目の方が主人公がほとんど逃走しているためハラハラして楽しめました。
ちょっとあっけなさもありますが後味のよい映画です。
減点したのは、チームに裏切り者がいた中でも「あなたしか信用できない」とか「私が犯人じゃないと分かっているんでしょ」と言えるぐらいの信頼関係を築けている人が複数いるならもう少しその人達に助けられるシーンがあっても好かったかなと思います。
ピンチの時は常に1人…。
「スパイ大作戦」のような個人プレーよりチームプレーの方が好きであるため、あくまで個人的な意見です。
また、テロ解決に至る道のりが「逃亡者」のようにもう少し証拠を集めて推理で結果を出してほしかった。
前半はほとんどなにも出来ず逃げて、最後はたまたまテレビで見たという運と勘だけでテロの現場にたどり着いてしまったのが残念です。
■キャラクター
悪人にも三部の理?ビジネスだったり、やむを得ない理由だったりと後味が悪くなる人はいません。
途中で主人公のケイトが性格変わります。
怖がって逃げ惑っていた人から突然海兵隊がいるビルに忍び込んだりピストル構える人に立ち向かったり。
自分を信じてくれるサムが爆弾で死んだかもって思ったり一番上の上司が味方ではなくなったと判明して腹がくくれたとしても少し唐突でした。
状況証拠が全て黒でもケイトを信じてきることができるサムとサリーとリサが素敵でした。
なお

なお