このレビューはネタバレを含みます
一般人からの投稿を小説にして発信している主人公。怪奇現象が起こるという手紙を読み、その怪奇現象に既視感を覚え調査をするようになる。
観ている者を驚かせるような映画では無く、"怪奇現象が何故起こるのか"というものの原因追求をしていく構成。その土地で起こった怨念や恨みつらみが積み重なり様々な呪いへと変化していく。それを体験した人々に伝染するかのように関わった人間に不幸が訪れる。
ラストシーンでは何気ない日常を送っている人達のすぐ側で不可解な現象が生じている事を示唆する形で終わる。
観ても聞いても祟られるという呪いの力。安易に関わると憑かれるというラスト。
個人的評価:良作