残穢 住んではいけない部屋のmのネタバレレビュー・内容・結末

土地が呪われてる原因を遡っているのを、それはそれは恐ろしい呪いなんだろうとハラハラしながら期待して見届けていたのに、大元となる出来事が"炭鉱の火事で見捨てられた人々の憎しみ"だったときのガッカリ感、、
延焼しないために逃げようとしてた坑夫たちを閉じ込めて見捨てた、という怨み要素は理解できるが、いや、それは事故じゃん。

あと何百年も遡れば事故や自殺くらいあるのは仕方ないよな。なんの曰くもないクリーンな場所なんてあるのか、と根本的なところで思ってしまった。

得体の知れない"何か"という抽象的な怖さではなく、じんわり年月をかけて積み重なった念がテーマの日本らしいホラー映画という感じ。