みゅうちょび

残穢 住んではいけない部屋のみゅうちょびのレビュー・感想・評価

2.6
最近めっきり怖がりになっちゃったかも。
竹内結子の演技が嫌い。

でもね、色んな怪談を追ってみると実は根っこが一緒だったっていうのがゾーーーっとした。
映画として面白いかと言われると、別に映画じゃなくても。。。という程度だけど、
怪談というものが日常にあって、それを突き詰めると実は何年も何代も昔のとてつもなく古い人の強い業や怨みに辿り着くかもしれないというのがなんともリアルに感じた。

だからね、この部屋は何かおかしい。。。
と思って、調べたらその部屋には何も恐れるような過去はないと言っても、その建物がたつ前の土地だったり、その土地にまつわる古い話だったり、安心はできないのよ。。。あー怖い。

様々な音で、そこに何があるのか?を想像させたり、言葉で、その状況を想像させる。これが凄く上手い!
「赤ん坊が湧いて出てくる」といった言葉から人がどんな光景を想像するか。
ザーッザーッという畳を擦るような音と帯という言葉からどんな光景を想像するかとか、闇の中にうごめく黒い何かとか(;>o<;)、古いかけじくの絵の気味悪さとかね。。。( º言º)
日本の怪談て、そーそーこれこれ。

視覚的にそんなに怖がらせなくても、十分気持ち悪かった。夜中に独りで見るものではなかったな。。。
みゅうちょび

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