実は公開日近くにグランドシネマサンシャインのIMAXで観たんですけど…
座席の関係で…もう、主役は字幕！って言う感じになってしまいまして…
色々頭に入らないとこもありーの…なんとなくレビューは放置してました。
日本人としてこの映画をどう見るかと言う部分に関して、正直な感想を述べると…
オッペンハイマーが日本への原爆投下以降その罪悪感に苛まれる…と言う部分については、あまり良く分かりませんでした。なぜかと言うと、彼の人間性かな…注意を受けた大学教授のりんごに青酸カリを注射してしまうような人間性、いかなる時も女に溺れてるような人間性、科学者であるのに軍服を勧められて着てしまうような浅い考え…
敢えてそう言うエピソードを描いている以上は、やはりそう言う彼の人間性を疑え！と言うか、科学者としての偉業は成し遂げたけれど、そう言う奴です…と言われているような気がしました。
ノーランはオッピー嫌い説に同意😅
トルーマン大統領との接見の場で、自分の手を血に染めた気がすると言った彼に、科学者如きにそんな大それたことは言わせん！とばかりのトルーマンには不快感しかありませんでしたが、確かに、あの台詞をトルーマンの前で言ったオッピーにもやはり、浅さしか感じず…
別にオッペンハイマーに同情させようとしているわけでは全くないのが分かって、こういうテーマを扱う映画として、そこは巧みに…かなり精密にコントロールされているなと感じました。
もう一回ちょっと小さい画面で💦💦観たいと思います😅
映画として、想像していたよりずっと分かりやすい、簡単に言うとオッペンハイマーと言う人物を深ぼった、非常に良く出来た伝記映画と言う感じで、見応えも凄かった。バランス的にもノーランの巧みさが際立つ作品だった。
まぁ…字幕が特に…
おしまい。
