トルーマンバロウズ

残穢 住んではいけない部屋のトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

3.5
短編の怪奇小説を書いている主人公のもとにとある女性から手紙が届いた。
手紙によると彼女の部屋から謎の音が聞こえてくるという、、、。
話に興味を持った主人公は彼女と連絡を取り合うことにするが・・・・。

奇妙な音から始まった恐怖の連鎖を描いたジャパニーズホラー映画。
何十年も前から続いている憎悪と怨念が現代にわたるまでいろんな人々を呪い、その謎を主人公たちが調査するといった展開が若干ドキュメンタリータッチに描かれていてなかなか面白かった。
どことなく白石監督のオカルトやノロイと似たテイストを感じた。
ラストの恐ろしい結末もちゃんと伏線がはってあったので納得した。
幽霊が若干CG感が出ていたのは残念だったけど全体的には邦画ホラーではそれなりに出来の良い部類に入ると思う。