ウォーボーイズ2024

イコライザー2のウォーボーイズ2024のレビュー・感想・評価

イコライザー2(2018年製作の映画)
5.0
アメリカ版必殺仕事人的なシリーズ第2弾。

相変わらず無敵ぶりを発揮しながら、世の中の悪人にやり過ぎな制裁を下していくマッコールさんの姿は見てて楽しいです。

全編通して、ほぼノーダメージな上に、全くピンチになったりする状況も無くて安心感があります。(むしろ悪人側に同情したくなるくらい)
もはやセガール映画並みの安心感ですね。

今回のマッコールさんは前作の現実離れした強さ表現(敵アジトを制圧する描写をすっ飛ばしていきなり壊滅しましたという結末を見せられる感じ)
は無くなって、一人ひとり確実に敵を無力化していく様を誤魔化しは無くはっきりと見せてくれてました。
しかも、かなりエグいアクションで。

特に今作では、ナイフスキルを遺憾無く発揮してました。(容赦無く敵の身体中の関節部を切り裂く姿は恐ろしかったです)
ここで壁中に貼られた元上司の写真とか、マッコールさん若干サイコパス感漂ってます。

前作でクロエグレースモレッツの進路指導してたマッコールさん。今回も夜回り先生振りを発揮してました。
今回の生徒は、絵の才能はあるのに悪い仲間に引っ張られて道を踏み外しかけてる黒人くん(なんかこの弱々しい雰囲気見覚えあるなぁと思ってたら、ムーンライトのシャロンくん役でした)
マッコール先生は彼に対して、銃を使った過激な進路指導を行なってました。
今回は、マッコールさんと黒人くんとの擬似親子的な関係も良かったです。

今回の調子で続編何作でも続けられそうだけど、デンゼルワシントン的には今作が最後なんだろうなぁ。
それでも出来れば、予告詐欺なみに帰って来たマッコールさんを観たいです。

とりあえずマッコールさんから指の骨を折られないようにこの映画の評価は5にしときます…