くじら

メン・イン・キャットのくじらのネタバレレビュー・内容・結末

メン・イン・キャット(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

字幕版で鑑賞。

あらすじ
 仕事ばかりで家族をかえりみないトム。娘の誕生日に猫を買うと意味深な店主に電話に出ないように言われる。その夜自分が作ったビルから落ちてしまい、大怪我を負って病院へ運ばれる。目が覚めると…猫になってしまっていた。妻と娘に何とか気付いてもらおうと色々するも空振りばかり。
 店主の嗜めなどもあり、人間の時よりも妻や娘のために動くトム。娘は何となく猫が父親ではないかと感づく。また、会社を売ろうと狙う部下イアンに蚊帳の外にされるトムの息子。何とか息子の手助けをしようと頑張るトム。
 ビルの除幕式の日、息子がビルから飛び降りると聞き止めようとするトム、しかし同じ時にトムの身体の延命措置を止める話が出て…トムは息子を助ける選択をする。しかし、実はその飛び降りは息子の作戦で、息子は🪂を背負っていた。それを見守り落下して死んだ…と思ったら病室で目が覚めるトム。
 会社を売ろうとしたイアンは電話中車にひかれ猫に。

感想
 ビルの屋上に🪂で登場するトムと息子に🪂をあげるのが最後に回収されてたり、店主に社名の由来を聞かれてたのが、実は息子の絵からつけたというトムの愛の伏線になってたり、店主の意味深さも凝ってていい。猫になったことで娘や息子へできることは限られているのに、猫になった方が頑張ってるのもいい。
 トムが入った瞬間表情が可愛くなくなる猫や猫らしい動きが可愛い。猫に無理そうなところはCGでやってたのもコミカルになっていい。
 店主のキャラがミステリアスだけど、娘と店で踊った時に一緒にリズムにのっててかわいい。
くじら

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