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デス・オブ・スーパーヒーロー(原題)
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『デス・オブ・スーパーヒーロー(原題)』に投稿された感想・評価

主人公のドナルド(TBS)は線路をゆっくりと歩き、やってくる電車を見つめている。死のうとしているのか?その表情は穏やかだった。
しかし目の前に電車が来た時、彼はさっと身を引き、自分から死を遠ざける。

彼は難病(末期がんとウィキには書いてあるけどたぶんそうだと思う)を抱え、髪や眉がない。顔は真っ白で、驚くほど細い体。

フリーウェイの上にかかる橋の柵に乗って歩き、また死のうとしている。

生きたい。死にたい。生きながら死にたい、死んでいるけれど生きていたい。矛盾の塊と言える高校生という年齢。そして明日も見えない人生。

セラピストのもとへ通い、反抗的な態度を緩和させたい両親だが、そうはいかない。セラピストへもまた反抗し、この苦しみは誰にもわからない、と抱え込む。

この映画には、ドナルドが描く漫画をアニメーションにし、撮影したものに組み込む”幻覚”を使っている。なかなか面白い手法だし、見たことはあるけれど、こういう使い方をするとは、考えつかなかった。
難しい年ごろに訪れる不自由を上手く演出していたと思う。

彼はひとりの女の子に恋をし、普通の男の子のように彼女とパーティーへ出かける。
上手い恋愛とは言えないぎくしゃくしている2人がとても愛おしく描かれている。

とても詩的な会話をするセラピストとドナルド。自分を制御できない彼がセラピストの家の船に落書きをするのだが、このオチもまた素敵。

ヒトはつねに人を巻き込んで生きている。ドナルドに巻き込まれた友人、家族、セラピスト、彼女。全員が彼をどう受け止め、どう生きていくのか、その描写はないが、ところどころで表れる彼らなりの受け止め方、表情はとても美しかった。

彼女が「あなたの髪の毛は何色だったの?」と結構失礼な質問をするのだが、そんなところに魅かれていくドナルドもまた可愛い。