ありきたりなSFものではなく、人間くささのある色々考えさせられるよく考えられた設定で、映像美も相まって終始引き込まれた。
キャストが少数でシンプルかつ喜怒哀楽もしっかりありメリハリがあって楽しめる。
見どころは
宇宙船アヴァロンのフォルム、船内デザインの美しさ
2人きりの時間を楽しみ関係を築いていく過程
主演2人の葛藤
愛しい人から憎い人へ
幸福から絶望へ
中でも印象的なのが、無重力プールシーン、
殺意すら感じる殴る蹴るの暴力シーン。
何十年も早く目覚めた3人には意味があり、役割があり、この3人だったから成立した物語。
個人的には結末がハッピーエンドで良かった派
「行きたい場所に執着するより、今いる場所で輝けるように努力すべき。どうにもならないなら、悩んでいるより楽しもう。」
「今の環境を嘆くよりも、そこで最大限輝くことが大事」
恨みを超えた愛
まさに語り合いたくなる映画
