若大将オーウェン

パッセンジャーの若大将オーウェンのレビュー・感想・評価

パッセンジャー(2016年製作の映画)
4.0
監督の前作「イミテーションゲーム」が素晴らしい作品だったので、次回作も絶対見ようと思っていたところ、本作はアメリカで低評価。
その時はネタバレうんぬん知らないので、なぜ低評価なのかレビューを見たら「ストックホルム・シンドローム」と書かれていました。
調べたらなるほどとは思いましたが、実際に映画を見てみるとまさかそういうことだったとは…!(なのでネタバレではない!…はず…)
特に前作に比べれば、ラストは甘い気もしましたが、クリス・プラットの微笑みにはグッときてしまいました(ララランドのセブと言い、男の微笑みに弱いっす)
確かに奥歯にものがずっとひっかかっているような作品ですが、僕ら映画館の箱のパッセンジャーになって、映画という夢から覚めた時に、作家のオーロラから聞かされた話を好き嫌い含めてどう思うか話し合うのが面白い作品だと思います