【ちはやふる】
詩暢ちゃん登場のための映画よね~
ほんまに原作イメージのまんまやから松岡茉優は凄い。
個人戦も団体戦という心意気は素晴らしいですが、本当の試合だとそうは言ってられないのも事実。
自分が競技かるたしてた時代は、地方大会で入賞すると全国大会行けたんですけど、その場合、ベスト4を決める試合で同じかるた会同士で戦う事になると潰し合いですからね。
何度同じかるた会で当たって片方が泣いてるのを見たことか。。。
あと、読手の詠み方の癖を覚えておいて戦うのも割とメジャーです。
この読手、大山札のときに「う段」が続くと一息吸う、とか。
いつの時代かの名人が一文字を詠む前の空気の音が微妙に変わるので聞き分けて取っているとか言うてたりもしてたな。
ここまでの領域に行くともはやよくわかんないです。
札飛ばしまくってるから豪快な場面ばかり注目されがちですが、そういった「静」の部分の戦いもあります。
対戦相手下段の札取るの苦手そうやから自陣の札を下段に固めて様子見しよう、とかを試合しながら考えたりしてます。
それが本当に楽しい。
あと意地でも取らせないっていう札もみんなだいたいあります。
千早でいう「ちはやふる」みたいな。
自分は「ちぎりお」でしたね。こんなんやった事ない人に伝わるんか。
因みに「ちぎりお」は最近寒くなってきたけどみんな風邪とかひいてない大丈夫?っていう詩です。
なんでこれを特別な札にしたのかはわからないです。少年時代の僕に聞くしかない。
てなわけで映画の感想ほぼ書いてないですが久々に百人一首の事思い出せたので楽しかったです。
これも一つの映画の楽しみ方よね。
【その他メモ・独り言】
・千早Needlesはいてるやん