このレビューはネタバレを含みます
『忍ぶれど色に出でにけりわが恋は』
『ものや思ふと人の問ふまで』
エピソードは描かれてないけど、千早の『ちはやふる』のような札が、詩暢にとっての『しのふれと』なんだろうね、きっと。
千早が太一や、新、瑞沢のみんなの無言のエールを受けて『音』を聞きクィーンから取った最初の札が、『しのふれと』
千早の『今』の全力だよね、気持ちよかったです。
ひたすら隠してきたはずの想いも、とうとう人から見える程、溢れて大きくなってしまった・・・
秘めた想いが溢れてってのが、この作品の若宮詩暢、そして松岡茉優をすごく表現している気がします。
下の句は、この人の為の映画かもしれない。
『広瀬さんや小松さんのように、私には華はないけれど、役に合わせ演じる事では負けない・・』のようなコメントをしたと聞きました。
ほぼ無名だった松岡茉優が、この作品の後大活躍するのも納得させられました。
さぁ、繋ぐ・結び、楽しみです。