ゆきよ

ペットのゆきよのレビュー・感想・評価

ペット(2016年製作の映画)
5.0
白くて丸くてふわふわしたやつらキャンワイイ~~♡♡ウサギとギジェットのことです。ウサギ、名前あったのかな、覚えてないけど、クレイジー悪ガキなくせに「俺のこと忘れないでくれよな!」みたいなことを言う時のアレがプレイボーイで萌えた。

ウサギがスノーボールって称される場面があって良い例えだな~と思ったのだけど、英語圏じゃ一般的な例えらしくて納得←パンフレットによるとウサギの名前がスノーボールとのこと。あだ名ではなく。

ギジェットはおてんば夢見がちガール!おしりぷりぷりさせながら短い手足でてちてち歩いたり走ったりするのが常に可愛い。画面に出てくるたびににやにやしちゃった。性格も情熱的で、否応なしに応援したくなるヒロイン役だった。

主人公マックスと相棒役のデュークの日本語吹替役がそれぞれバナナマンの設楽と日村で、キャラのビジュアル的にもぴったりだし、もちろんコンビだから掛け合いの息もぴったりだし適役!彼らのために吹替版で観たといっても過言ではない、と言いつつも字幕版がそもそも上映されてるのか知らないが。
いつも字幕版ばかり観てるけど、吹替版アニメーション映画は約2時間を頭バカにしてボーっと観れるのでたまには良い……。

マックスの飼い主であるケイティの最後のセリフ、「いろいろごたごたはあるだろうけど、~」でグッと来た。舞城王太郎の『みんな元気。』の「これからいろいろあるだろうし、あるけれど、愛されて起こるいろいろだから、きっと大丈夫。 」を思い出す。

動物たちと飼い主はどこか似てる感じで描写されてて、ケイティとマックスとデュークは瞳の色が同じ茶色だなぁと思ったのだけど真実かどうか定かではない。

マックスとデュークのウィンナー工場での場面、完全にラリってて、くまのプーさんがはちみつでラリってるシーン思い出して神妙な面持ちになる。ウィンナーの頭が食べられて首なしウィンナー(なんだよ首なしウィンナーって)になってるのが印象的だった。ラリってるの、なんらかのオマージュなのかな……冒頭のパブの「白いツナ?粒がさ~」もそれっぽいし←パンフレット情報。

鷹が愉快な仲間たちに紹介される時の、モルモット?ねずみ?の、鷹に対する「僕こいつ好きだよ、ちょっとクレイジーだけど」ってセリフ、確かにそういうふうに人間を好きになれることあるよねぇと感慨深い。

いろんなペットが出てきたけどやっぱりハードロック好きの白いプードルが一番いかれてたな、あの子、予告ですら存在感抜群だもんね。

余談だけど本国バージョンのデュークの声役がなかなか日村に似てておもしろかった、顎が。
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