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Dressing UPのhidehideのレビュー・感想・評価

Dressing UP(2012年製作の映画)
1.0
根本的に、『考えないといけない』作品。
『考えさせられる』作品ならば、
割と、頭も心中も満足に近いのだが、
『考えないといけない』作品はこちら側が
『つくり手の自己満』に寄せていかないと
いけない所が本当に面倒。

本作。
日々、鬱屈している不安定只中の少女が
母の過去、正体を知った時…
母が『そう』であったのだから、自分も、と
『それ』は間違いないなのでは、の
岐路に立った時、
どちらに向かうのか…的な話し…でしょうかね。
結末から見れば、後者でしょうけど。
そもそも、話題の一端か宣伝か、
神戸の彼を基軸にしてる風ですが、
抜本的に違う『種』だと思います。
本作は、カッター持って暴れた子が、
黒髪で普通の、いわゆる『ヤンキー』ではないから
それっぽく見えるだけで、
これが、金髪にピアス大量、鉄パイプ、
ピンクの原付で夜の街にて喧嘩で怪我をさせた、
これと同じ事、同じ『種』ではないかと。
金髪少女がカミソリ持ってたら、
サイコパス予備軍になるのでしょうか。
あぁ、持ってそう、と、少しは思いませんか?
少女の外見が普通だった、只、それだけでは?

神戸の彼はそこに反省や後悔は微塵も感じては
いなかったそうです。
抱擁、キス、前戯、挿入、射精、というのが
一般的な『性的』流れとした時、
彼のそれらは、誘拐、暴行、殺害、解体、に相当。
一般的な『あの美人な○○を抱いた』的自慢が、
彼の、正門に斬首した頭部を置くに相当、
要するに、自慢、な訳で。
報道はされていませんが、目と口は縫われていた
そうで…『自身のモノ』というマーキングみたいな
ものなのだそうです。
それらをやってのける『彼』と、
カッター少女が同じとは到底思えませんが。

何にせよ、話題になる理由も解りませんし
神戸を引き合いに出すのも間違いな作品ですね
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