Dressing UPの作品情報・感想・評価・動画配信

「Dressing UP」に投稿された感想・評価

suama

suamaの感想・評価

2.9
どうにもならない破壊衝動を持つ自分はいったい何者なのか…化け物なのだろうか…
少女の葛藤を痛々しく描いていて、狂気的な方向に向かっていく不穏な雰囲気がよかった
さっ

さっの感想・評価

-
祷キララかっこよすぎ。中1とは思えないドスの効いた声に痺れる。男子がワラワラついてくるの最高。まったく躊躇ない一振り。もっと暴れて欲しかったけどな
牧史郎

牧史郎の感想・評価

4.0
血縁にまつわる呪いの寓話。しんどさと瑞々しさの同居。美しい佳作。
ヒロ吉

ヒロ吉の感想・評価

3.3
TSUTAYA TVにて観賞。
最近観たオールタイム・ベスト級に好きな『サマーフィルムにのって』の主演の一人、祷キララ主演映画。

あらすじは母親が早くから亡くなり父親と2人暮らしの中学一年生の育美。
ある日授業の中でクラスメイトが母親の事を語ったことがキッカケで幼い頃に死んだ母親のことについて興味を持ち始める。
しかし父親がひた隠しにしてきた母親の過去を知った時、破壊衝動が止まらなくなる…というもの。

中学生の破壊衝動的狂気が炸裂!
教室内の雰囲気、空気が終始厭〜😱
男同士のイジメや陰口があったりと、うわ〜見たことある〜って思った😅

関西が舞台やと思うねんけど、父親が標準語で喋るのには違和感🤔

ってかこの時の祷キララさんは小学6年生かいな!?😳
もちろん今の方が演技力あって『サマーフィルムにのって』のブルーハワイ役なんて超絶サイコーなんですけど、この歳で既に存在感出してて良かったですね☺️
低予算という事もあって、陳腐な印象も受けなくはないし、棒演技っぽい方もちらほら…

ですが、精神状態を可視化して見た目をモンスターで表現するのはめちゃくちゃ唐突ですけど、ちょいとキモグロで超好きです☆
何かと引き込まれる部分もあった。
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『Dressing Up』安川有果 インタヴュー
「引き裂かれた女性」を描くために(取材・写真=隈元博樹 構成=隈元博樹、渡辺進也)
https://www.nobodymag.com/interview/dressingup/index1.html#n
「『Dressing Up』に関して言えば、自分の母親が犯罪者だと知ったときに、その人物は幸せになれるのかということを考えたかった。そういった引き裂かれた状況に置かれる女性をこれからも描いていくことになる気がしますし、一方で独りよがりに追求するのではなく、映画を見た人に楽しんでもらえるようなエンターテイメントな部分もちゃんと取り入れていきたいですね。」(安川有果監督の発言より)

だから『Dressing Up』は、たしかに「純粋で不安定な」中学生の女の子が主人公であるものの、けっして「少女の成長物語」とか「あるある、中学ってこんな感じだよねストーリー」みたいなものではない。彼女のまわりでは男の子同士によるいじめもあるし、女の子のイヤな感じだってあるにはある。でもそんなことを露悪的に描いて悦に入ることなどこの作品は欲していない。そんなものは誰かにやらせておけばいい。なぜなら『Dressing Up』は「ファンタジー」なのだから。いや、言うなれば、まるでポーの書く小説群のような幻想譚なのだから。そこでは暗さが世界を照らし出し、陰鬱さはユーモアとなる。その少女はプリンセスであると同時に魔女なのだ。(松井宏)

全文はこちら↓
https://www.nobodymag.com/journal/archives/2014/0128_1427.php
日常の延長にいる怪物
他人の声を段々大きくしていくみたいな演出にしないところ良い
Berth

Berthの感想・評価

3.9
暴力描写の加減がいい。あくまで子供の日常を主として描いているところが好き。ほどよい緊張感
あの「酒鬼薔薇事件」からどれほどのインスピレーションを受けて作られたのかは分からないものの切実。少女は幻想の国にもう一人の自分を見る、とポスターにあるけれど、彼女自身はだれよりも目の前の現実と向き合おうとしていて(母のことについてたぶらかす弱気な父との対比)、でも半ば発作的な暴力行為によって、学校という狭い世界の片隅で被害者を出してしまう。自分が自分じゃないみたい、というパーソナルな気持ちの真実味を視覚的に暴露する方法としての「特殊メイク」はかなり印象に残る。主演・祷キララの虚ろだけど内に時限爆弾を抱えているような佇まい、眼差し。かまってちゃんの『夕方のピアノ』のMVで刃物振り回してたイメージが先行してたからなんか新鮮だった。グロ描写は皆無なのに「痛い痛い…」となるタイプの作品をもっと他にも見たい。
素晴らしかった。
いくらでも陳腐になりそうなテーマをできるだけ辛抱強く手繰り寄せようとしているのが伝わってくる。
出てくる役者になんとなく共通するトーンがあるのが巨匠のそれって感じがした、安川有果監督。
サンクスシアター多分最後。夜に観れてよかった。全く知らなかったけど、想像を超えてきた。

街を映すファーストカットの穏やかさが不穏と混じって張り詰めるまでの前半部が白眉。ちゃんと聞き取りにくい独り言、プレゼントの箱、交差する陸橋の高低。一つ一つが少しだけ不安を誘う塩梅が妙。音楽に乗るモノローグの使い方にも感心した。
特殊メイク以後はいい緊張が解けてしまった感じするけど、山へ続く階段の暗いショットは好き。『害虫』×『お引越し』をやってのける感に好感。
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