『MCU』シリーズ第16弾！
未熟な青年ピーター・パーカーが、スパイダーマンとして真のヒーローになるまでの成長物語！
高校生の時期特有の”自分はもっと出来る、自分を認めてほしい”という欲求に駆られ、トニーの言いつけを破ってしまうパーカー。若いな〜と感じつつも、共感する点も多い。瓦礫に挟まり絶対絶命の時、スーツでなく己の力を信じて動いた。人間として成長し、大きな決意が感じられる本作の多くが詰まったシーンだった。
考えてみると、学生とヒーローの両立って確かに大変そう。学校生活が疎かになってしまうのも分かるな〜。ただ、戻ってみると意外と楽しくて、日々の大切さに気付くという描写もあり、ティーンムービーとしても面白い。
冒頭の『シビル・ウォー』のスパイダーマン視点をビデオカメラで撮影するカットは斬新で面白いし、彼の若さや興奮がダイレクトに伝わってきた。
敵のボスの素性がまさかすぎて驚いた！悪役だけど、家族の為に仕方なく始めたことだし、言い分を聞くとどうにも憎めないのよね。強すぎない親近感のある敵キャラクターは、スパイダーマンみがあって良かった。
アイアンマンとハッピーが結構ガッツリ出てきて胸アツだった！スパイダーマンを助ける、いつもより大人っぽくて頼りになるアイアンマンが格好良かった。ラストのポッツとの急展開もめちゃくちゃ面白かった！からのメイおばさんというラストの盛り上がりは最高！（笑）
