オープニングのスパイダーマンのテーマにくぅーーーっとうなされる!!これ見たかったやつ!!
シビルウォーに繋がるホームビデオが青くて若い!!
物語の規模がどんどん大きくなってきている中、新しいヒーローかつ若いスーパーマンを出すことで学生のヒーローという新しい需要の映画になっている。
世界の危機も大事だけど、好きな女の子に見直される事もいじめっ子を見返す事も大事。
全体的に子どもなヒーロー、ただパーティーで何をやってるんだ僕は、と逡巡してるだけ大人になりかけている。
スマホでセルフ動画撮ったり、鬱陶しいほどの連絡をハッピーにしたりとにかく感性が若い!
人助けは立派だが、その行為から人々やスタークに認められたいという承認欲求がとても大きい。
それでもプールのシーンになってくると段々自分の学生時代と重ねて見てしまい
「そうだよなぁ、自分も皆と同じように遊びたいよなぁ」と不思議にも今までのスパイダーマンに似た感情を抱くようになってくる。
闇取引の時に「撃つなら僕を撃て!」と言ったことが後々の尋問シーンで効いてくる。
ああいった素の優しさもピーターパーカーの魅力だ。
スターク自身、自分がしてきた行いが仇になり自分自身や周りの人間を巻き込んできた経験がある。
父親の話をピーターパーカーに話している辺り、どこか父親の様に接し、育てている節がある。
だからこそピーターパーカーが自分が認められたいという感情で武器商人を追い、多くの人を結果的に不安にさせてしまった事が許せなかったのだろう。
「スーツがないと僕は、、」
「そんな弱い人間に着る資格はない」
このセリフをアイアンマンが言うことの格好良さたるや無い。
流石3部作で得てきた経験やアベンジャーズでの経験があるから、流石に言葉の重みがある。
しかも、この台詞が最後埋もれたときに泣き言を行った瞬間反芻するのがまた良い。
「がんばれ、ピーター。スパイダーマンだろ。」
己を鼓舞する事のかっこよさがまた際立つ。