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スパイダーマン:ホームカミングのminoriのレビュー・感想・評価

3.5
吹替版を鑑賞。
これでもか!ってぐらい若々しさが全面に押し出された作品。
今までの歴代スパイダーマン作品とは違い、かなりポップで軽い仕上がりになっていました。

その軽さが新鮮だったので序盤辺りはまあ笑ってられたんですが、ずーっとそれが続くので、軽さが鼻についてしまう場面が無きにしも非ず。(苦笑)

でも後半からはヒーローとして成長していくピーターの姿がしっかりと描かれており、最初と最後のピーター=トムホの顔付きの違いが印象的でした。

アクションシーンもかなり豊富で見応えあり。
ただ、スパイダーマンはどうしても肉弾戦が多くなってしまう為、観ているコッチが「痛い痛い痛い!」となってしまう場面が多数。(笑)いくら強くても、体は大事にね・・・!

一番感動したのが、ピーターが「自分自身の力」で立ち上がった瞬間。
あそこは無条件でジーンと来た。

『アイアンマン』や『ソー』、『キャプテン・アメリカ:ファースト・アベンジャー』、『ドクター・ストレンジ』といった【ヒーロー創生期モノ】の中では、『アントマン』と並ぶぐらい良い作品だと感じました。
ぜひ次回は虫チームとして共闘してほしい!

あと思ったのが、「また原因はお前かよスターク()」
相変わらずあのキャラクター性が苦手です。(苦笑)

なんにせよ、ソニーは重い腰を上げてマーベル・スタジオと手を組んで正解。
ますますインフィニティ・ウォーが楽しみになりました。
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