新たな設定でリブートされた『スパイダーマン』は過去のシリーズとは一線を画す作品になった。
まるでジョン・ヒューズの監督作品の様な素晴らしい青春映画になり、ヒーローものと言うよりピーターと言う青年の成長ストーリーでした。
過去の作品に登場していたヒロインも友人もリニューアルし、メイおばさんまで大幅に魅力度アップしたのも嬉しい。
スパイダー・スーツの声の主やバルチャーの居場所を聞く為に尋問した、街のチンピラについての裏設定など、アメコミ・マニア達を楽しませる気配りまで行き届いている。
バルチャー役にマイケル・キートンを起用したことも素晴らしいが、彼のキャラクター設定も見事だった。まんまと騙されました。
ピーターの周りのキャラクターも次回作以降、色々とストーリーに絡んで来そうで楽しみです。