トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドに続いて、トム・ホランド主演による3度目の新シリーズ(映画化)。
2016年公開の「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」で初登場した新生スパイダーマン。本作では何とかアベンジャーズ入りを果たすべく、難敵バルチャーと戦う姿を描く。
第１、第2シリーズをすべて観てきたが、主人公ピーター・パーカーが15歳の高校生という設定のせいか、スパイダーマンがひ弱過ぎて史上最弱。そんなスパイダーマンがヒーローへと成長する姿を描きたかったのかもしれないが、今回、敵に勝てたのもアイアンマンなどアベンジャーズの助力があってこそで、まだまだ一人前とは言えない状況。観賞後はヒーロー物ではなく、青春物を観た感が強く、次作もスパイダーマンの成長物語が続くとすれば、オールドファンには残念な限り…。
また、かつてバットマンを演じたマイケル・キートンが難敵バルチャー役で出演していたのも、隔世の感を覚えた。
