がく

ボヤージュのがくのレビュー・感想・評価

ボヤージュ(2013年製作の映画)
3.7
やはりモザイクはいらないと、こういう映画を見ると強く思いますね。

死は終わりではなく、魂の長い旅の始まりだ、ということを伝えたかったのだと思います。精神世界のようなストーリー、オムニバスということもあり、あまり日本人の感覚には受け入れられ難いような気はしましたが、個人的にはなかなか面白く、東南アジア的な感覚だなと感じました。

人死ぬことに深い意味があったり、なかったりすると思うんですけど、それはあくまでも一つの「死」という出来事にしか過ぎずに、例えば転んだりとか怪我をしたりとか、そういうものと変わらないのかなと思いました。

オムニバスではないこういう作品も見てみたいなと感じました。
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