パンピネアやペスト絡み界隈なのはデキャメロンかな？と思ったらそうだったいう罠。

ロマコメに完全改ざんしていて『人曲十日物語』からほぼ遠のいていたが、終わり良ければエンドで許容範囲的じじい、オペラ無し。

• #良シーン多いですが古ネタなのでベタベタ丼

父を亡くした美しいバージン、パンパネア・アナスタージを3人の男が争う話(うち1人は勘違いだが)。パンパネアはその中のハンサムガイ、ヘイデン演じるロレンツォに唯一恋してるわけだが、パンパネアの遺産目当てに求婚してくるがっつりイタリア系のおっさん(デララッタ)の押しが強くてなんともならない。それになんとロレンツォ、そのおっさんにギャンブルで勝ってしまって追われている身なのです。冒頭からヘイデンの華麗なアクションが見られてもうノックアウト。
そして追われている最中ひょんなことから修道女に『天使』だと勘違いされ大切に保護されるロレンツォ…面白すぎる笑
その間耳も聞こえず、口もきけないフリをするロレンツォは、「バージン」達を次々に抱いていくのです〜！これがもう……はぁ。
サブプロットの方もエロティックで下品で最高です。ミルク絞るシーンとか…笑

あ〜〜〜〜もう、ヘイデンに完全に恋してる私がとっても得する1時間半でした。
内容もそれなりに面白いと思うんだけどなぁ。取り敢えずヘイデン出てるってだけですごい高評価しちゃうこの指を誰かどうにかしてくれ。

まあ全体的に脚本、演出が少々チープな所は否めない。アメリカの深夜ドラマ感が強いね。
「3人の男が1人の美女を巡って争う。その内の1人はずる賢くて中身が無い男、もう1人は他の女性と恋に落ち、最後に残った1人がヒロインの真実の愛を射止める」という構図は、どこかで見たような気がする王道の展開。

でもみなさん演技は良かったし、何と言っても聡明で美しいパンパネアとロレンツォのやりとりがやきもきさせるし、ロマンチックすぎる〜♡♡ぶっちゃけロレンツォとパンパネアのキスだけでも見る価値あります。
あとケイト・グルームブリッジの惜し気もないヌード。笑

ちなみに残念ながら日本でDVD出てないし、日本語字幕も付いていません。でもヘイデンファンの方は絶対観ないと損だと思う。海外の映画サイトで観られたりもするので、ぜひ観て欲しい…！そんなに難しい会話はしていないし、英語がわからない方でも何となくストーリーは追えるはずなので、ぜひ！！

ヘイデンクリステンセンとミーシャバートンポイントでスコア4点あげます。あとの1ポイントは時代背景と衣装。ヘイデンに歴史物、しかもイタリアの中世が舞台ってのが凄く良い。スターウォーズでライトセーバーの腕前を鍛えたせいかこっちでも大活躍してる。
物語は超微妙だけどヘイデンとミーシャのキスシーンは映画史でナンバーワン。それくらいエモい。