マッシモ

カットバンクのマッシモのレビュー・感想・評価

カットバンク(2014年製作の映画)
3.0
モンタナ州カットバンクという街を舞台に起こる懸賞金サスペンス。
監督はドラマの監督を多く手掛けるマット・シャックマン氏。近年ではMCUワンダヴィジョン、ゲーム・オブ・スローンズ、ドラマ版ファーゴ等を手掛けている。

【キャスト】
ドウェイン・マクラレン:リアム・ヘムズワース
カサンドラ・スティーリー:テリーサ・パーマー
スタン・スティーリー:ビリー・ボブ・ソーントン

ヴォーゲル保安官:ジョン・マルコヴィッチ

監督は、マット・シャックマン氏。

【ストーリー】
モンタナ州カットバンク。ドウェイン・マクラレン(リアム・ヘムズワース)は恋人のカサンドラ(テリーサ・パーマー)と都会に打って出ることを夢見ていた。しかし纏まったお金もない上、父の介護があるため街を離れることは出来ずに居た。そんなある日、カサンドラとカットバンクの宣伝ビデオを撮影していたドウェインは偶然郵便配達人の爺さんが何者かに撃ち殺される姿を目撃してしまう。すぐに隠れ、バッチリと撮影した映像を二人はすぐさまヴォーゲル保安官(ジョン・マルコヴィッチ)のもとへ持ち込むのだが…。

【総評】
タランティーノ監督作品ほどの登場人物がわちゃわちゃしていないので見やすくはあるもののいま一歩主役達に力がなかった印象。ヴォーゲル保安官役のジョン・マルコヴィッチは終始光るものの、脇を固めた悪人たちがちょっと力不足。同じような流れでジョエル・コーエン監督のファーゴ、サム・ライミ監督のシンプルプラン的なものだと思ってもらって相違ないですが見応えは5割減くらいで考えてもらえればよいかと思います。
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