好きな女優を見る為だけの映画 : カレン・ギラン編vol.2。SNSに潜む闇を描く。巨大SNS企業に就職したエマ・ワトソン演じる主人公メイが自ら実験モニターとなり「サークル」というSNSで24時間プライベートをさらして大量のフォロワーと「イイね！」で人気を得るもそれが不幸の始まりとなる。
メイの友達マーサが作った鹿の角シャンデリアをサークルにアップしたシーンでは絶対に動物愛護関係のクレームがくるたろうなって思ってたら案の定マーサに対して「鹿殺し」とか誹謗中傷が殺到して炎上。フォロワー数や「イイね！」が多い事をステータスに感じたいのはメイたけじゃなくサークルを使用している全員がそうで、「イイね！」に取り憑かれてるようにも見えてくる。炎上したらその数だけ火の手が広範囲に及ぶというのもしっかり認識しておかないとね。
自分は以前に勤めていた会社で同僚の小競り合いに巻き込まれ、妬み嫉み僻みによってネットの誹謗中傷被害にあった経験があるのでこの映画に出てくるマーサの心情がよく分かるな。保守的な田舎の地域はこういう人達が多いから大変だ。だからSNSをやっても一般公開せずに海外や県外に住んでいる昔からの友達との連絡ツールとしてしか使ってない。Filmarksでも個人が特定出来るような事は極力書かないように心がけて、フォロワー数も不特定多数に増やさないようにしています。っていうかFilmarksもSNSの部類になるのかな？？
そもそもFilmarksを始めたのは映画のシリーズものとか、どれをどこまで見たか混乱することがあるから記録を残すのと同時に、純粋に映画が好きなので毎日映画を見て思ったことを書き留める日記感覚だったしね。そんな個人的レビューでも「イイね！」やコメントをもらうと嬉しいもので、フォロワーさんには日々感謝感謝です。
