SNSの行く末をテーマにした映画でした。
エマ・ワトソンの喜怒哀楽な表情を観たい方は必見の映画ですが、基本的には結論ありきの内容です。主役のメイが楽しんでいるように思えるシーンでも音楽は不協和音混じりの不穏なものが流れていて、この後何かが起こることを予兆していますし、まあこうなるよねという場面は観ている側を裏切りません。
当事者にとっては善悪が曖昧なことでも、たくさんの人が集まれば善か悪かに決められてしまうところにリアリティを感じずにいられないのですが、ラストは少し淡白なので、ちょっとモヤモヤした気持ちが残るかもしれません。
