セッセエリボー

光のノスタルジアのセッセエリボーのレビュー・感想・評価

光のノスタルジア(2010年製作の映画)
3.8
目の付け所は冴えてると思う、でも不思議な繋がりをほのめかすとこまで行くけど核心には触れずに終わっちゃう感じ。これはグスマンが悪いんじゃなく情報を開示しないチリ政府が悪いんじゃないか?という気もする。一方でガスパール・グラスさん(とても好感持てる人物だった)の指摘する通り「全く違うものを比較している」ようにも感じた。
チリの自然の風景はスクリーンセーバーみたいだったがスクリーンセーバー程度でもあった。それより望遠鏡の細部をしっかり見せてくれて嬉しかった。映画でやるべきことはそっちだもんな。あとナレーションのスペイン語が非常に聞き取りやすくて勉強になった。